
THEATERS
-上映情報-
池袋シネマ・ロサ http://www.cinemarosa.net/
シネ・ヌーヴォ http://cinenouveau.com/
元町映画館 https://www.motoei.com/
2021.3.26~
京都みなみ会館 https://kyoto-minamikaikan.jp/
2021.3.26~
シネ・ピピア http://www.cinepipia.com/
脚本・編集・監督 竹本祥乃(よしの)
出演 水田汐音 中村拳司
ルナ・ジャネッティ 泉 高弘 野々村 亜梨沙 楠部 知子 とみず みほ
(友情出演) 茂木大輔
プロデューサー:近藤修平 (共同)脚本:北村紗代子
撮影/前田智広 照明/渡邊祐樹 録音/長尾優 助監督/山中太郎 ヘアメイク/目千瑛
音楽スタッフ:
左手のピアニスト有馬圭亮(ピアノ) 老田裕子(ソプラノ) 近藤浩平(作曲) 沼光絵理佳(編曲・ピアノ) 松本光史(ピアノ)
制作:㈱Office Hassel
協賛:㈱NGK(日本元気化計画)/(有)ダカーポ
後援:学校法人神戸女学院/一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)/西宮恵美寿ロータリークラブ/西宮市/特定非営利活動法人日本現代音楽協会/一般社団法人日本作曲家協議会/ポーランド広報文化センター/一般社団法人ワンハンドピアノミュージック
@2020 Office Hassel
【受賞歴】
ベルギー アントワープ国際映画祭 審査員賞
コソボ 玉座の女王映画祭 長編脚本賞
アメリカ サウスイースタン国際映画祭 オフィシャルセレクション
日本 第十二回映像グランプリ 脚本賞
イタリア ミラノ国際映画祭 五部門ノミネート
スロバキア コシツェ国際マンスリー映画祭 三部門ノミネート

自分の人生にも、『魂に響く音』を探したくなった。
瑞々しい感性がぶつかりあい、やがて苦しみを抜けた先に光を見つける。残酷な現実を、抑えた演出で静と動の感情を引き出している。ピアニストを目指す若者たちの熾烈な世界に胸を締め付けられ、どうか彼らが幸せになってほしいと願わずにはいられない。
その過程を美しいピアノの旋律と共にじんわりと味わえる映画です。
NHK連続テレビ小説「エール」脚本家 嶋田うれ葉
ピアノを志す人が直面する多くの問題が1つの映画に散りばめられています。コンクール・選曲・師弟関係・手のトラブル・セカンドキャリア・経済に関わることなど、必ずご自身の体験と重なる部分があるはずです。観た人どうしで感想を述べあったなら、ご自身にとって「ピアノとは何か」が見えてくるかもしれません。
一般社団法人ピアノ指導者協会(ピティナ) 専務理事 福田成康
人生とは自分の魂響く音を探す果ての無い旅なのかもしれない。凛子と鍵太郎、2人の奏でる心の行間は狂おしい程に切なく美しい。ピアノの音色が私に問いかけます。倒れても転がっても起き上がる強さと勇気、まだありますか?と。今、この時代に出逢えて良かったと心から思えるピアノ長編映画『にしきたショパン』。
元宝塚歌劇団 女優 春風ひとみ
若い2人がピアノを通じて切ない苦悩の人間模様が描かれていて、一緒になって一喜一憂してしまう素晴らしい映画だと思います。随所に心に響くピアノ演奏があり、ピアノ好きな人にとっては最高に楽しめる映画ですね。
海苔漁師ピアニスト 徳永義昭
TRAILER
- 予告動画 -
INTRODUCTION
-イントロダクション-
「阪神淡路大震災の記憶を語り継ぐ」「左手のピアニストを応援する」この二つをテーマに、本格ピアノ映画が誕生した。ショパンの名曲、沼光絵理佳編曲によるラフマニノフピアノ協奏曲第二番ピアノソロバージョン、近藤浩平作曲による左手のピアノなど全編音楽に満ち溢れ、ピアニストを目指す若き二人の人間ドラマが胸に迫る。監督は、研究技術員として働きながら「週末映画監督」として世界に挑戦してきた女性映画監督、竹本祥乃(よしの)。これが初長編作品でありながら、既に世界からの評価を獲得している。
STORY
-あらすじ-
凛子と鍵太郎(けんたろう)は、小さい頃からの幼なじみであり、その独特の風貌から達磨先生とよばれる高校音楽教師のピアノの門下生。鍵太郎のピアノの腕は、門下生の中でも常に一番で、作曲もこなす天才肌だ。鍵太郎の大きな手が奏でるラフマニノフは素晴らしく、テクニックでは誰にも負けない実力を持っていた。対して凛子は、ピアノは大好きだが、不器用でコツコツと努力するタイプ。彼女はショパンに憧れていた。
だが、「阪神淡路大震災」そして「局所性ジストニア」というピアニストとしての道を閉ざされかねない大きな試練が二人を襲う。葛藤し、苦悩しながらも二人は「魂に響く音」を追い求めていく。
【左手のピアニストとは】
局所性ジストニアなどのために、左手だけで演奏するピアニスト。左手のみで演奏する音楽は、音楽ができる喜びが溢れ、両手の演奏に負けない豊かな響きと心に届く音がする。にしきたショパンは左手のピアニストとして活躍する智内威雄、有馬圭亮、瀬川泰代、左手のピアノ曲の作曲で知られる作曲家近藤浩平にインタビューを重ねてシナリオを完成させた物語。映画では近藤浩平作曲の左手のピアノ曲が重要な役割を担う。
※局所性ジストニアとは音楽家に多くみられる、指などの筋肉収縮を引き起こす神経疾患
【にしきたショパンの音楽】
ショパン、ラフマニノフの名曲。そして現代音楽作曲家近藤浩平による左手のピアノ曲など音楽の魅力が満載。国際ピアノコンクールシーンで使用されるラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第二番ピアノソロ編曲版は、のだめカンタービレでも録音・編曲を手掛けた作曲家・ピアニスト沼光絵理佳によるにしきたショパンオリジナル。水田汐音、野々村亜梨沙、泉高弘など出演者自らによる演奏シーンは心に迫り、音楽の魅力を伝える映画となっている。
CAST
- キャスト -

水田汐音 (みずた しおね)
3歳からピアノ、9歳から芸能活動を始める。
フルオーダーメイドドレス「VERY GENE」モデル
2012年 ミュージカル「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル役
2014年、2016年 ミュージカル「有間皇子物語」有間皇子幼少期役 他
<受賞歴>
2013年、2015年、2016年、2019年
ピティナ・ピアノコンペティションC級 全国決勝大会 銅賞、D級 全国決勝大会 ベスト賞、E級 全国決勝大会 入選、連弾上級 全国決勝大会 ベスト賞
2017年 ベートーヴェン国際ピアノコンクール in ASIA 第1位
他

中村拳司 (なかむら けんじ)
1995年5月25日生まれ
芸術大学入学と同時にモデルをはじめ 映画出演のきっかけはカメラマンのご紹介。
「にしきたショパン」は初めて受けた映画のオーディション。
受ける前には体験レッスンに行き ピアノの鍵盤にも初めて触り挑戦。
どんなことにもその時々の精一杯を出していける表現者として今後も挑戦あるのみです。
特 技:ボクシング / 野球 / 絵を描くこと
武正晴監督作品「アンダードッグ」ボクサーテスト生役
Osaka48HourFilmProject 2019 助演男優賞受賞作品 大江孝之監督作品「生まれ変わってもなほ」
有井大智監督作品「ROLE PLAYING」主演サトシ
金旼帝監督作品「故郷の春」主演ユウセイ
DIRECTOR
- 監督 -

竹本祥乃 (たけもと よしの)
2007年頃より、映像制作開始。平日は研究技術員、週末監督として活動。
主に、脚本/編集/監督を務める。これまで20本以上の短編を監督し、企業webCMなども
手がける。映画「にしきたショパン」が初の長編監督作品となる。
雲と空/2010
第32回ぴあフィルムフェスティバル 入選/うえだ城下町映画祭 審査員特別賞 受賞
君が夢見る地平/2018
第5回八王子Short Film映画祭 企画選出作品/特別審査員賞 受賞
ラブストーリー映画祭 入選
銀の笛 / 2018 【ミュージックビデオ】
ラスベガス・グローバル映画祭2019 ベストアワード受賞/第2回熱海国際映画祭 入選
第5回立川名画座通り映画祭 ミュージックポエム部門 最優秀賞 受賞
第11回よなご映像フェスティバル 入選
邂逅 / 2018 【スマフォ映画】
グローバルインド国際映画祭2019 最優秀賞受賞
第5回立川名画座通り映画祭 スマフォ部門 入選
Get Smart Film Festival/ Copenhagen Web Fest / MoziMotion / International Cultural Artifact Festival 入選
Arcadia /2018
第15回 堤川音楽国際映画祭 公式招待
第1回ホンソン国際短編映画祭 国際部門 入選
カンヌ国際映画祭2018/Short film corner上映
岩槻映画祭2018 入選/ 第6回 夜の兆し映画祭(フランス)入選
LOCATION
- 主要ロケ地 -
学校法人神戸女学院/兵庫県立西宮高等学校/日本福音ルーテル西宮教会/夙川公園/医療法人樹徳会上ヶ原病院/西宮東卸売市場/ピアノバーおでんでん/夙川グリーンタウン
西宮北口(にしきた)
阪神淡路大震災で阪急電鉄西宮北口駅周辺は大きな被害を受けた。達磨先生役の泉高弘のバーがあった北口市場は震災で全壊した。
にしきたを中心に阪神淡路大震災の被害を受けた阪神間で撮影。
ロケ地の紹介
兵庫県立西宮高等学校
音楽科はレベルが高く、世界で活躍している音楽家を多く輩出している。ピアニストを目指す凛子と鍵太郎の高校時代のロケ地となった。
西宮東卸売市場(おろいち)
長らく西宮の食を支えてきた。阪神淡路大震災当時の姿が残っている。今回、貴重な記録映像としても撮影したいとロケ地に選んだ。
夙川グリーンタウン(阪急夙川駅前)
住宅・商業施設の草分け夙川グリーンタウンと夙川駅を繋ぐ陸橋・隧道は、長らく市民の生活を支えてきた。
日本福音ルーテル西宮教会
凛子と鍵太郎にとって大切な場所。
この場所で二人は新たな道を見つけていく。
医療法人財団樹徳会上ヶ原病院
ジストニアの診断・リハビリを受ける場所として撮影。ロビーコンサートが定期的に開催されるなど患者、家族の心に寄り添う医療をされている。